対中抑圧なら「相手になる」=中国外相、米けん制―ミュンヘン安保会議
【ミュンヘン時事】中国の王毅共産党政治局員兼外相は14日、ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議で演説した。「米国第一」を掲げるトランプ米政権を念頭に、国際協調の重要性をアピール。一方で、司会者の質問に対して「米国が中国を抑圧するなら、われわれに選択肢はない。とことん相手になる」と述べ、米国をけん制する場面もあった。
王氏は「保護主義に出口はなく、恣意(しい)的な関税による勝者はいない」として、中国だけでなく、同盟・友好国への追加関税も主張するトランプ大統領を暗に批判した。習近平政権が「核心的利益の中の核心」と位置付ける台湾問題への言及は抑制し、国連を中核とする国際秩序の重要性を訴えた。
ロシアが侵攻を続けるウクライナ問題を巡っては、中国がブラジルと共同で「和平案」を提起するなど、解決に向けた努力をしてきたと主張。和平交渉には「全ての当事者と利害関係者」が参加すべきだと語った。
[時事通信社]
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