極右連立交渉が決裂=再選挙の可能性も―オーストリア
【ベルリン時事】オーストリアで12日、極右政党・自由党が主導する初の連立政権発足に向けた中道右派・国民党との交渉が決裂した。昨年9月の総選挙以降、中道政党間の交渉も物別れに終わっており、再選挙の可能性が高まっている。
自由党は反移民や欧州連合(EU)への懐疑的な姿勢を打ち出し第1党となった。移民受け入れに厳格な立場を取る国民党とは政策的に近い点があったが、現地メディアによると、治安や財政部門をどちらの党が率いるかで折り合えなかった。
ファンデアベレン大統領は12日、新たな選挙を行う選択肢を挙げつつも、「妥協が重要だ」と述べ、現在の議会で統治できないか探る意向を表明した。世論調査によると、再選挙の場合、極右政党が議席を伸ばす公算が大きい。
[時事通信社]
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