鍵山、会心のSP=フリーは4回転ルッツ挑戦―冬季アジア大会・男子フィギュア

ぐっと握りしめた両拳に、会心の手応えが残った。男子SPを滑り終えた鍵山は、氷上でガッツポーズ。「本当に満足している。お客さんやジャッジに、自分のスケートをしっかり訴えられた」と晴れやかな表情で振り返った。
4回転―3回転の連続トーループに始まり、ジャンプはいずれも着氷。「クオリティーは日本での練習と変わらないくらい、いいものだった」。昨年12月のGPファイナルでは4回転サルコー、全日本選手権ではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒していたが、今回は上々の出来でまとめた。
「ショートはだいぶ安定感が増している」。得点は103点台で、思ったほど伸びなかったことに苦笑いも浮かんだが、「まだこの演技に伸びしろがあると捉えたい」と前向きに受け止めた。
13日のフリーでは、4回転ルッツを加えた構成で臨む予定。「かなりいいものになってきている。思い切り挑戦できればいい」。3月の世界選手権へ、大きく弾みをつけるアジア大会にしたいところだ。(ハルビン時事)
[時事通信社]
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