小惑星、7年後に地球衝突?=確率2%、「心配の必要なし」―NASAなど
2032年に地球に衝突する可能性のある小惑星が見つかった。欧州宇宙機関(ESA)は7日までに衝突確率を2.2%と推定しているが、国内の専門家は「今後の観測で確率がゼロになる可能性も高く、現時点で心配する必要はない」と話している。
米航空宇宙局(NASA)などによると、衝突の可能性がある小惑星「2024 YR4」は昨年12月に発見され、直径は40~90メートルと推定。1908年にシベリア上空で、約2000平方キロの森林をなぎ倒す「ツングースカ大爆発」を引き起こした隕石(いんせき)に相当する大きさという。
観測から軌道を推定した結果、32年12月22日に地球に衝突する可能性が浮上。今年1月末の時点で衝突確率は約1%だったが、その後の観測で2.2%になった。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)で地球に衝突の恐れがある小惑星の研究を進めるプラネタリーディフェンスチーム長の吉川真准教授は「今の段階でも98%はぶつからないわけで、心配する必要はない。観測が増えると誤差が小さくなるので、恐らく4月までの観測で衝突確率はゼロになる可能性が高い」と話している。
[時事通信社]
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