背番号「4」に気持ち新た=矢野、テーマは打撃向上―プロ野球・広島

広島の矢野は新背番号「4」を背負い、気持ちを新たにプロ5年目のキャンプを過ごしている。5日のシート打撃で2打席立ち、遊撃の守備では三遊間の当たりに飛びついて好捕。昨季、初のゴールデングラブ賞に輝いた身のこなしで観客を沸かせ、「事前準備がしっかりできていた」とうなずいた。
強く安定した送球で、昨季は守備で何度も投手を救った。課題の打撃では打球速度を向上させるなど、出場137試合で打率2割6分、2本塁打、38打点。新井監督は「最初は力のある球はなかなか前に飛ばなかったが、彼は守備から試合に出続けるチャンスをつかみ、打席をこなすうちに対応できてきた」と振り返る。
オフもバットを振り込み、打球の平均速度が昨年より上がるなど、成果が数値に表れているそう。この日は日本代表「侍ジャパン」の井端監督が訪れ、「守備がいいのは当然分かっているが、打撃も粘り強くなってきた。この1年間、さらに飛躍してくれれば」と期待を寄せる。
矢野は「(侍ジャパンは)1回は入りたいと思う場所。もっともっとレベルアップして、選んでもらえるように頑張りたい」。まだ見ぬ舞台に向け、進化を目指す。(日南)
[時事通信社]

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