米郵政公社、中国からの小包受け入れを一時停止
【ワシントンAFP=時事】米郵政公社は4日、中国と香港からの国際小包の受け入れを「追って通知があるまで」一時的に停止すると発表した。ドナルド・トランプ政権は同日、中国からの輸入品に対する10%の追加関税を発動したばかり。≪写真は米郵政公社のロゴ≫
米国では、輸入申告額が800ドル(約12万円)以下の貨物に関しては、関税の支払いなどが免除される「デミニミス(非課税基準額)」ルールが設けられてきた。
しかしトランプ氏は1日、中国に追加関税を課す大統領令に署名した際、この免税措置も停止した。
近年、免税の適用対象となる輸入貨物が急増し、同ルールには厳しい目が向けられてきた。
米当局は、こうした貨物が増加した主な要因として、中国の電子商取引(EC)サイト、「SHEIN(シーイン)」、「Temu(ティームー)」の成長を挙げている。中国・香港からの小包の受け入れが停止されたことで、両社の商品の米国への輸入に遅れが出る可能性がある。
米政府は、輸入貨物の増大で商品の安全性検査が追いつかないとして、規則強化を求めてきた。
ただし、郵政公社は、受け入れを停止した理由については明らかにしていない。今後、アマゾン・ドットコムなどの小売業者も影響を受ける可能性がある。【翻訳編集AFPBBNews】
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