米上院、ボンディ司法長官承認=トランプ氏盟友
【ワシントン時事】米上院は4日、司法長官にパム・ボンディ前フロリダ州司法長官(59)を充てる人事案を賛成54、反対46で承認した。トランプ大統領を強く支持するボンディ氏は、バイデン政権下でトランプ氏を訴追した司法省への「報復」のため、組織の抜本的見直しに着手するとみられる。
トランプ氏は敗北した2020年大統領選の結果を覆そうと画策した事件と、機密文書の不正保管事件で起訴された。昨年の大統領選でのトランプ氏勝利を受け、両事件とも起訴が取り下げられ、捜査を指揮した司法省のスミス特別検察官は辞任したが、同省に対するトランプ氏の敵意は強い。既に司法長官代行が捜査に携わった検察官を解雇するなど、忠誠を疑われる職員の追放が始まっている。
[時事通信社]
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