ミラノ・コルティナ五輪まで1年=異例の広域開催、イタリアで20年ぶり

【ロンドン時事】2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の開幕まで、6日であと1年となる。2月6日から22日まで、冬季五輪史上最多の116種目が実施される。イタリアでは1956年コルティナダンペッツォ、06年トリノに続く3度目の冬季大会で、夏季大会の60年ローマも含めると4度目の五輪となる。
ミラノとコルティナダンペッツォの都市間は直線距離で300キロ近くあり、複数都市による異例の広域開催。冬季五輪は大会規模拡大や開催経費の負担増加を背景に招致熱が冷え込んでおり、持続可能な運営の在り方として試金石になる大会と言える。イタリア・オリンピック委員会のマラゴ会長は「私たちのプロジェクトは野心的であり複雑。イタリアとアルプス地方の成長の機会であり、同時に五輪の未来を見据えた挑戦でもある」と意義を語る。
四つの会場群が設けられ、フィギュアスケートやスピードスケートはミラノで実施。アルペンスキー女子やカーリングは山岳部のコルティナダンペッツォ、スキージャンプやノルディック複合はバルディフィエメ、フリースタイルスキーやスノーボードはバルテリーナで行う。開会式はミラノ、閉会式はベローナと別の都市で開かれる。
登山とスキーの滑降を組み合わせた山岳スキーが新競技として加わり、フリースタイルスキーの男女デュアルモーグル、スキージャンプの男子スーパー団体(2人1組)や女子個人ラージヒルなどの種目が新たに行われる。参加選手のうち女子が約47%を占め、冬季五輪史上最高の割合になる見込みだ。
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