2025-02-05 05:10スポーツ

岡田彰布氏「私にとっての恩人」=85年Vメンバー、吉田義男さん悼む―プロ野球

 阪神の名遊撃手として活躍し、監督としても1985年に球団初の日本一に導いた吉田義男さんが3日に死去したことを受け、当時のメンバーが故人を悼んだ。
 5番打者だった阪神前監督の岡田彰布氏は「一番の思い出は85年の日本一。若くて夢中でプレーしていた私たちを引っ張っていただいた」と回顧。「野球はもちろん、プライベートを含めて長いお付き合いをさせていただいた。私にとっての恩人。寂しい気持ちでいっぱい」としのんだ。
 不動の4番だった掛布雅之氏は「自分の野球人生にぽっかりと大きな穴があいてしまった感じ」と追悼。「日本一になった85年に『うちには日本一の4番バッターがいる』と言ってもらえたのは、最高の名誉だった」
 トップバッターを務めた真弓明信氏は「思い出に残っているのはコンバートを言われた時。前の年は二塁を守っていたが『外野をやってくれ』とね。優勝の話になると、『真弓がコンバートをOKしてくれたから』とよく話してくれた」と振り返りつつ、「本当に残念。タイガースの一番の貢献者」と別れを惜しんだ。
[時事通信社]

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