ホンダ、日産に子会社化打診=強い反発、実現は不透明

ホンダと日産自動車の経営統合協議を巡り、ホンダが日産の株式を取得して子会社化する案を打診していることが4日、分かった。経営への関与を強め、日産の再建を迅速に進める狙いがあるとみられる。ただ、対等な経営統合を目指してきた日産側には強い反発があり、実現するかは不透明だ。
ホンダと日産は昨年12月、経営統合に向けた協議を始めることで合意。統合が実現すれば持ち株会社を設立し、両社がその下にぶら下がる予定だった。しかし、ホンダが統合の条件とする日産のリストラ策の取りまとめは難航。ホンダは子会社化を通じて日産の経営権を握った上で、同社の再建を進める必要があると判断したもようだ。
日産の内田誠社長は経営統合に向けた協議入りを発表した際の記者会見で、統合後の両社の関係について「どちらが上、どちらが下ではない」と対等であることを強調していた。日産幹部は、ホンダの子会社となる案について「昨年12月に合意した内容以外の選択肢はあり得ない」と不快感を示した。
[時事通信社]
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