ハマス、新たにイスラエル人3人解放=対エジプト検問所再開―ガザ
【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザでの停戦合意に基づき、イスラム組織ハマスは1日、新たに人質のイスラエル人男性3人を解放した。これに伴い、イスラエルは多数のパレスチナ囚人を釈放した。また、AFP通信はガザ保健当局の話として、ガザ最南部ラファの対エジプト境界の検問所が開放され、域外で治療を受けるガザ住民がエジプトに渡ったと伝えた。
1月19日の停戦発効後、人質の解放は4度目で、計18人の身柄が引き渡された。今回解放されたのは60代男性(米国との二重国籍)、50代男性(フランスとの二重国籍)と30代男性。30代男性の妻と息子2人は生死不明の状態での拘束が続いている。ハマスがイスラエル奇襲で拉致した2023年10月時点で息子2人は4歳と生後9カ月だった。
報道によると、2月1日に釈放の対象となったパレスチナ人は、奇襲後に拘束されたガザ住民111人を含む180人超。これにより、停戦後の釈放人数は合わせて580人以上となる。
ハマス幹部は1月31日、AFPに対し、「イスラエルがラファ検問所の開放を許可したと仲介国から報告を受けた」と語った。停戦交渉と並行し、イスラエルと仲介国エジプトが開放に向けた協議を重ねていた。ロイター通信によると、負傷したハマス戦闘員や民間人、学生らがエジプトに向かう見通しという。
[時事通信社]
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