積雪懸念、スロープ完成急ぐ=県道陥没4日目、救助難航―原因究明で第三者委設置へ・埼玉

埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故は、31日で発生から4日目を迎えた。現場に取り残されたままの男性運転手(74)の救助に向け、県などが重機を入れるためのスロープを造成中。熊谷地方気象台によると、2日は積雪となる可能性があり、県は1日夕の完成を目指している。
消防によると、陥没した穴は数回に及ぶ崩落で拡大。30日正午時点で幅は最大約40メートル、深さは同約15メートルだった。現場は地盤が軟弱で、県などは石灰をまき土を固めながら作業している。地下水が集まりやすい地形になっており、国土交通省は周辺の地中に水の浸透を防ぐ薬液の注入を行っている。
県は陥没の原因となった下水管の損傷について、汚水の滞留により生じた硫化水素が、硫酸に変化して腐食した可能性があるとしている。県は救助作業の完了後、有識者による第三者委員会を設置して原因究明を行う。
[時事通信社]
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