「業務監査室」新設=データ改ざんで改善報告―JR貨物
鉄道車両の車軸と車輪を組み立てる作業で圧力のデータが改ざんされていた問題で、JR貨物は31日、コンプライアンス意識の浸透状況などを監査する「業務監査室」の新設などを盛り込んだ改善報告を国土交通省に提出した。
業務監査室は社長直結の組織で、外部の知見も得ながら、従来とは異なる角度で監査を行うという。提出後、取材に応じた同社の小暮一寿常務は「現場から問題点が上がるようになってきた。会社一丸となって信頼回復に努めたい」と述べた。
JR貨物は昨年9月、新山口駅での脱線事故を受けた社内調査で、データ改ざんが発覚したと発表。脱線を起こした車両の車軸が折れており、組み立て作業時のデータが改ざんされていた。国交省は同10月、鉄道事業法に基づく事業改善命令を出し、今年1月末までに報告するよう求めていた。
[時事通信社]
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