李在明氏、現実路線にかじ=支持率停滞で「黒猫白猫論」―韓国最大野党
【ソウル時事】韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明代表は22日、中国で改革開放路線を主導したトウ小平の言葉「黒猫でも白猫でも、ネズミを捕るのが良い猫だ」を引用し、理念に偏らない現実路線を訴えた。党支持率の伸び悩みに危機感を覚え、中道層の取り込みにかじを切ったもようだ。
同党は20日、幹部会議の際に壁に掲げる標語を「回復と成長、再び韓国」に変更。尹錫悦政権が掲げるスローガン「再び韓国、新しい国民の国」と重なると指摘されたが、李氏は22日の会議で、現実主義的な考えを示したとされるトウ小平の言葉を挙げ「今、われわれの社会に必要なのは無駄な言葉や理念ではなく実用だ。脱理念の実用主義(現実主義)に転換すべきだ」と強調した。
21日には党として「韓米同盟支持決議案」を国会に提出。李氏は22日、米国のジョセフ・ユン駐韓臨時代理大使と会談し「韓国が韓米同盟を強化し、自由民主陣営の一員として責任をしっかり果たしていくべきだ」と表明した。早期の次期大統領選を視野に、革新勢力が政権に就けば中国寄りに傾き米国と摩擦が生じるとの懸念を払拭しようと努めた。
背景には、尹氏に続き韓悳洙首相も弾劾訴追するといった強引な対応があだとなり、中道層の支持離れが顕著になっていることがある。
世論調査会社リアルメーターの20日の発表によると、次期大統領選で与党「国民の力」の政権を望むとの回答が48.6%で、野党への政権交代を望む46.2%を上回った。李氏は現時点で次期大統領選の最有力候補と目されるが、与党の支持率が急上昇する中、このままでは危ういとの判断があるとみられる。
[時事通信社]
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