「ガザで死ぬと思った」=解放の元人質女性ら―イスラエル
【エルサレム時事】パレスチナ自治区ガザの停戦を受け、イスラム組織ハマスが解放した元人質女性らが21日までに拘束生活の一端を明らかにした。イスラエルのメディアによると、女性らは身柄引き渡しの数時間前に解放を伝えられたといい、「ガザで死ぬと思い、生還できると思っていなかった」などと振り返った。
2023年10月のハマス奇襲で拉致され、今月19日に解放された女性3人は病院で検査や治療を受け、いずれも健康状態は良好とされる。
女性らの話では、ガザでは複数人で拘束され、大半の日数を地下で過ごしていた。イスラエルが指定したガザ南部の「人道地域」を含め複数の場所を転々。医薬品を与えられる一方、麻酔なしで手術を受けたこともあった。
テレビやラジオのニュースに時々触れることがあり、イスラエル国内で行われていた人質解放を求める抗議集会の様子を知っていたという。今回解放されたドロン・シュタインブレヘルさん(31)は人質の家族らでつくる団体を通じ、「人質全員の帰還まで諦めずに闘い続けてほしい」と市民に訴えた。
[時事通信社]
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