耐え抜き実力ペア撃破=五十嵐と桜本、成長実感―全日本バドミントン
新しいペア同士とはいえ、実績十分の4人がそろった女子ダブルス準決勝。勝者の五十嵐、桜本組は顔を紅潮させて引き揚げてきた。「これを乗り越えられたことは今後につながる」と桜本。約1時間20分の熱戦で意地をぶつけ合った。
相手の福島、松本組の守備範囲は広い。無理に攻めようとして第1ゲームを失ったが、粘り強く打ち合い好機を待った。「気持ちの勝負だった。終始我慢した」と五十嵐。松本の巧みなドロップショットも二人でカバーし、逆転勝ちした。
今夏のパリ五輪後に結成したばかり。五十嵐が混合ダブルスからの転向を考えていると聞き、新しいペアを探していた前回覇者の桜本が誘った。五十嵐が前衛に立つのが得意の形だが、最終ゲームでは両者の立ち位置を入れ替えながらペースをつかみ、桜本は「二人の攻撃がすごくかみ合った」と自賛した。
大会中も連係面で成長を重ねながら、決勝は第1シードの志田、松山組に挑む。五十嵐は「ほっとしている気持ちはあるが、これを勢いに変えて、いいプレーができれば」。最後も全力を尽くす覚悟だ。
[時事通信社]
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