日本原燃、再処理で暫定計画=使用済み燃料受け入れ、28年度にも
日本原燃は13日、今年8月に完成時期を「2026年度中」に延期した使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の暫定操業計画を公表した。技術的に再処理可能な使用済み燃料を27年度70トン、28年度170トン、29年度90トンと算定。現在ほぼ満杯の燃料貯蔵プールには再処理量に見合う貯蔵余力が生じ、原発で出た使用済み燃料の受け入れ再開が28年度には可能となる計算だ。
暫定計画は、関西電力が使用済み燃料を福井県外に搬出する工程表を見直すための前提となる。年間800トンを再処理するフル稼働は「32年度をめど」とした。ただ、完成時期はこれまで27回延期されており、計画通り進むかは見通せない。
[時事通信社]
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