TPP、英国15日に加入=12カ国体制、トランプ関税に対抗
日豪など11カ国の環太平洋連携協定(TPP)に15日、英国が加入する。2018年のTPP発効後、新規加盟は初めて。インド太平洋地域の経済連携の枠組みは欧州に拡大し、12カ国体制になる。米国では、TPP離脱を決めたトランプ前大統領の返り咲きが来年1月に控える。広域での自由貿易を推進し、高まる保護主義に対抗する。
加入を前にした13日、ロングボトム駐日英国大使は東京都内で記者会見した。「アジア太平洋地域を越えた真のグローバル協定へと進化する」と述べるとともに、「グローバルなルールに基づく貿易システムは、多大なる圧力を受ける中、今後重要性が増すばかりだ」と強調した。
英国の加入により、TPP参加国の国内総生産(GDP)は計2200兆円規模となり、世界の約12%から約15%に上昇する。日本の輸出にかかる関税撤廃の対象も日英2カ国の経済連携協定(EPA)から拡大し、精米やパックご飯などが加わる。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
自公、123万円への引き上げ提案=「103万円の壁」見直し、来年から―国民民主反発、協議継続へ
-
イラストレーターの香川元太郎さん死去
-
高木「もがいている」=全日本スピードスケート
-
シリア安定化を協議=テロの温床警戒―米・トルコ
-
成り済まし広告、米メタに改善要求=本人確認の範囲「限定的」―経産省
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕