自動配送ロボットを実証実験 愛知県
愛知県は5日、名古屋市内で自動配送ロボットがイチゴを積んで運ぶ実証実験を記者団に公開した。ロボットは、市中心部のバス停を出発し、約1キロ先にある目的地のホテルに無事到着した。県が事業委託している中電ウイング(名古屋市)の担当者は、「3年以内の実用化を目指している」と話した。
県によると、今年2月には2日間、2カ所で中電ウイングが栽培しているイチゴやその加工品を運ぶ実証実験を実施。今回は12月5日から計16日間実験し、場所もホテルなど4カ所に増やす。その上で、これまでは実施していなかった遠隔操作でロボットを動かしたり監視したりする取り組みに挑戦する。
使用するのは、ロボット開発ベンチャーのZMP(東京)が製作している「デリロ」。最大時速6キロで、搭載されている人工知能(AI)が人混みといった状況に反応して走行速度などを調節する。重量50キロまで運搬可能だ。今回は、イチゴ10パックを乗せて走った。
県の産業振興課は「いろいろな課題をあぶり出していき、社会実装化できるようにしたい」としている。【もぎたて便】
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