最優秀賞に広島・福岡の児童ら=新聞コンクールの入選作決定
日本新聞協会は9日、家族や友達と記事を読んで感想や意見を応募する第15回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の入選作を発表した。小・中・高校各部門の最優秀賞には広島、福岡両県の児童・生徒の作品が選ばれた。
広島県の安田学園安田小5年、村上正真さんは原爆死没者名簿に関する記事「34万人の生きた証し 胸に 名簿への記帳 病室で続けた」を読み、曽祖母と話して被爆者の声を未来に引き継ぐ決意を表明した点が評価された。
同県の広島大付属中2年、冨田花音さんは叔母が運営する「子ども食堂」に関する記事を読み、叔母と話をし、子ども食堂は助けが必要な子を見つけるなどの機能を持つことが分かったと書いた。
福岡県立東筑高3年、柴田深冬さんは、コンサートで聴覚障害者に歌詞などを伝える手話通訳の記事を読んで母親の意見を聞き、将来の夢である工学の道に進んだ際は障害を持つ人々の支援に貢献したいとの考えをつづった。
47都道府県から計6万1576編の応募があり、優秀賞に計30編、奨励賞に120編が選ばれた。団体応募は481校で、優秀学校賞に小・中・高から各5校、学校奨励賞に190校を選んだ。第16回は9日から募集を始め、締め切りは来年9月8日。
[時事通信社]
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