トルコ外相「シリア再建の用意」=後ろ盾イラン、関与否定
トルコのフィダン外相は8日、X(旧ツイッター)の投稿でシリア再建に「責任を持って取り組む用意がある」と述べ、アサド政権崩壊を歓迎した。トルコのエルドアン政権はアサド政権と対立し、反体制派勢力を支援してきたとされる。
フィダン氏は「この問題については、地域の国々や国際機関と共に、さらに集中的に取り組んでいく」と説明した。AFP通信によれば、同氏は7日、シリアにおけるクルド系武装組織の勢力拡大を防ぐ考えも明らかにしていた。
一方、AFPによると、アサド政権の後ろ盾だったイランのアラグチ外相は8日、国営テレビのインタビューで、内戦中に同政権が「支援を求めてきたことは決してなかった」と強調。軍事的関与を否定した。
また、イラン外務省は声明で「常に友好的だったイランとシリアの関係が、これからも続くと期待している」と述べ、シリアの安定に向け協力する意向を示した。
[時事通信社]
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