ラッセル、フェルスタッペンからの脅し明かす 「壁に頭をぶつけてやる」
【アブダビAFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMGのジョージ・ラッセルは5日、レッドブルの世界王者マックス・フェルスタッペンから故意に衝突すると脅されたと非難した。これに先立ちフェルスタッペンも、ラッセルへの批判発言を撤回しなかった。≪写真は第23戦カタールGPで決勝に臨むレッドブルのマックス・フェルスタッペンとメルセデスAMGのジョージ・ラッセル≫
前週行われた今季第23戦カタールGP予選で、ラッセルはフェルスタッペンが自分に対して危険な妨害行為をしたと主張した。これを受けてスチュワードが調査した結果、1番手となったフェルスタッペンは1グリッド降格となり、ラッセルにポールポジションを譲った。
選手権4連覇を果たしたフェルスタッペンは、今週末のシーズン最終戦アブダビGPを前に、ラッセルがスチュワードにうそをついたと主張し、ラッセルへの「尊敬の念が完全にうせた」と発言したことについても「全く後悔はない」と断言した。
この言い分に対してラッセルも反論し、フェルスタッペンが故意に衝突すると脅してきたとして、「土曜の夜(11月30日)に、彼が僕に対して『わざと衝突して、壁に頭をぶつけてやる』と言ってきたことを考えると、全く皮肉だ」「前日にそんな発言をしていたくせに、人の誠実さを疑うなんて本当に皮肉だよ」と語った。
さらに、「黙ってそれを受け入れるつもりはない。もう何年もマックスから嫌がらせを受けてきた人々がいる。彼の運転能力に疑問の余地はないが、彼は逆境に対処することができない」とし、「土曜の夜(11月30日)と日曜(12月1日)の発言は、自分にとって完全に無礼で不必要だった。サーキット上でのことや、そこで互いに激しく戦うのはレースの一部だが、今回のことに関して彼は度が過ぎている」と続けた。
最終的にアブダビGPでは2番手から優勝を果たしたフェルスタッペンは、自分にペナルティーを科すようラッセルがスチュワードを説得していたと主張し、「全く後悔はない。言ったことは全てその通りだからだ」「再度その必要があったなら、おそらくもっと言ってやっただろう!」と言い放った。【翻訳編集AFPBBNews】
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