次期首相、数日中に任命=つなぎ予算で政府閉鎖回避―仏大統領
【パリ時事】フランスのマクロン大統領は5日、下院が内閣不信任決議を可決し、バルニエ首相らが総辞職したことを受け、「数日中に(次期)首相を任命する」と表明した。幅広い政治勢力を結集した内閣を樹立し、不信任で不成立となった2025年予算の代替策に優先的に取り組むよう指示する方針だ。
マクロン氏は国民向けのテレビ演説で、不信任は「極右と極左が結託し、無秩序を選択した」結果だと非難。公共サービスが途絶える政府閉鎖の事態を回避するため、暫定的なつなぎ予算を年末までにまとめると訴え、懸念払拭を図った。
その上で、次期内閣が25年早期に本格予算を準備すると説明。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援などに支障が出ないように努めると強調した。
フランスでは今夏の総選挙以降に政治の混迷が深まり、野党はマクロン氏に責任があるとして辞任圧力を強めている。しかし、マクロン氏は27年の任期満了まで職務を全うするという従来の意向を確認。早期退陣の可能性を全面否定した。
[時事通信社]
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