認証学童に運営費上乗せ=独自基準で質確保、全国初―東京都
東京都は5日、放課後児童クラブ(学童保育)の質や安全性を確保するため、専門委員会がまとめた独自の認証基準を公表した。開所時間や職員の配置数を国基準より手厚くし、認証を受けた学童保育には運営費を上乗せして補助する。
都は専門委の意見を基に、2024年度内に認証基準を策定。25年度早期の運用開始を目指す。都によると、学童保育の質向上のため、都道府県が独自基準を設けるのは全国初という。
専門委の案では、国が1クラス当たり「おおむね40人以下」としている児童の数を「40人以下」に限定。職員数は国基準から1人増やし、常勤の放課後児童支援員1人を含む3人以上とした。児童1人当たりの面積は、国規定の1.2倍となる1.98平方メートルの確保を求めた。
さらに、夏休みなどの開所時間を午前8時から午後7時までの11時間とすることや、昼食を提供できる仕組みの導入も条件とした。
[時事通信社]
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