WADAとIOCを批判=中国の陽性問題で―米反ドーピング機関
【ニューヨーク時事】米国反ドーピング機関のタイガート最高責任者は24日、中国の競泳選手23人がドーピング検査で陽性となりながら2021年東京五輪出場が認められた問題に関し、世界反ドーピング機関(WADA)について「ルールを無視し、中国側に隠蔽(いんぺい)を許した決定に衝撃を受けている」と、改めて批判する声明を出した。
国際オリンピック委員会(IOC)に対しては「脅しに屈した」と指摘。「陽性反応に目をつぶることは、世界中のクリーンなアスリートにとって壊滅的な打撃となる」と訴えた。
声明は、24日に米ユタ州ソルトレークシティーでの34年冬季五輪開催が決定したことを受けて発表された。米国側がWADAの権威を完全に尊重しない場合、IOC側が契約を解除できる条項が追加されたが「私たちは世界反ドーピング規定を全面的に尊重している」と強調した。
[時事通信社]
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