2024-07-10 05:47スポーツ

「チャンスは自分でつかむ」=柔道の鈴木桂治氏、中学校で熱弁

講演する柔道男子日本代表の鈴木桂治監督=3日、和歌山県白浜町
講演する柔道男子日本代表の鈴木桂治監督=3日、和歌山県白浜町

 26日開幕のパリ五輪で柔道日本男子を率いる鈴木桂治監督(44)が、このほど和歌山県白浜町の富田中学校で講演を行った。鈴木氏は「チャンスは誰かから与えられるものではなく、自分でつかみ取るもの。楽しいと思うことがあるのでそれを見つけてもらいたい」と生徒に語り掛けた。
 五輪本番まで1カ月を切る中、訪問。鈴木氏は、柔道を始めたきっかけや人に伝えることの大切さについて20分ほど講演した。生徒らは熱いまなざしを向けて聞き入った。
 現役時代、2000年シドニー五輪は男子100キロ級で金メダルを獲得した井上康生氏の陰に隠れた。「あの時は、(五輪の)舞台で戦う準備ができていなかった。もし出場していたら絶対に1回戦で負けていたような大舞台だった」と振り返る。苦い経験を経て、その4年後のアテネ五輪で同100キロ超級を制した。
 「どれだけ自分で思い描いても、やっぱり実際に肌で感じることには勝てない」。インターネットなどで簡単に情報を得られる時代だからこそ、自分自身で実際に経験することの大切さを説いた。
 講演後には柔道部員と15分ほど打ち込みを実施。生徒は「金メダリストと打ち込みをすると思わなかったので緊張した。優しく指導してくれたので次からも頑張りたい」と笑顔で話した。
[時事通信社]

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