2024-06-18 17:04World eye

イスラエル国民数千人、エルサレムでネタニヤフ政権に抗議

【エルサレムAFP=時事】中東エルサレムで17日、パレスチナ自治区ガザ地区での紛争とイスラム組織ハマスに拉致された人質の解放交渉の停滞をめぐり、数千人のイスラエル国民がベンヤミン・ネタニヤフ 政権に抗議した。≪写真は、中東エルサレムで行われた反イスラエル政府デモの様子≫
 ネタニヤフ氏のガザ対応に対する抗議デモは拡大しており、最大都市テルアビブでは毎週末、数万人規模のデモが行われている。
 だが17日にデモは、エルサレムの国会(クネセト)前や首相公邸前で行われ、参加者らは新たな選挙の実施を求めた。活動家らは今週を「騒乱の週」と定めており、エルサレムでのデモはこの一環として行われた。
 元土木技師のモシェ・サンダロビッチさん(73)は「彼(ネタニヤフ氏)のあらゆる行動がイスラエルを破滅に向かわせている。(昨年)10月7日に起きたことについても彼に責任がある」と話した。
 幅広い年齢層のデモ参加者らは、太鼓や拡声器、新たな選挙の実施を求めるプラカードなどを持ち、残る人質の解放に向けた戦闘休止を求めた。
 活動家らによる演説が終わると、デモ参加者らは「全員! 今すぐに!」とシュプレヒコールを上げ、人質全員の解放を訴え、ガザで拘束されている人質に黙とうをささげた。【翻訳編集AFPBBNews】

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