2024-06-15 20:35スポーツ

町田、パリ世代で決勝点=黒田監督「われわれは正義」―Jリーグ

試合後、ファンに手を振る町田の黒田監督=15日、日産スタジアム
試合後、ファンに手を振る町田の黒田監督=15日、日産スタジアム

 今季初のリーグ戦逆転勝利となった。J1初挑戦の町田が、アジア王座にあと一歩と迫った横浜Mも撃破。「連敗は絶対にできない。勝たないといけないという気持ちで臨んだ」。決勝点を挙げた藤尾は、淡々と喜んだ。
 パリ五輪世代コンビが貴重なゴールを導いた。1―1の後半12分。平河が敵陣でこぼれ球を拾うと素早く右へ展開。藤尾がその折り返しを押し込んだ。遠征先の米国から13日に帰国したばかりで、時差の影響もあったが、「試合に出る以上、結果を残したかった」と藤尾。頼もしく振り返った。
 PK戦で敗れた12日の天皇杯、筑波大戦で4人が負傷。相手の激しい接触が原因と非難した黒田監督の発言が、物議を醸した。町田も反則すれすれの厳しいプレースタイルで首位に立っている事実があり、世間からは批判の声が相次いだ。
 「ここで(厳しく)いかなくなったら勝てないぞ」。試合前、昌子主将の言葉が響いた。横浜Mにボールを持たれる時間は長かったが、本来のスタイルを貫いて後半の勝機を逃さなかった。
 「天皇杯でいろいろあったが、町田が決して悪ではないし、われわれが正義で、言いたいことを言っていく。それが日本サッカー界に必要なこと」とは黒田監督。会心の勝利なのに、サッカー界であまり耳にしない「正義と悪」という言葉が出てきたのは、残念だった。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集