早川、好投報われず=プロ野球・楽天
楽天の早川は好投が報われなかった。10回を散発4安打、11三振を奪って無失点。九回で球数は100を超えていたが、延長戦も続投し、十回は堂林らを3人で片付けてマウンドを譲った。「全体的にバランス良く投げられた」とうなずいた。
次期エース候補として今季の開幕投手を務めた左腕。5月には完投勝ちを果たすなど、安定した投球で先発陣をけん引している。今江監督は「かなりいい投球をしてくれた。打線が何とか点を取って、勝ちを付けてあげられればよかったが」と悔しがった。
チームは交流戦初優勝に向け足踏みし、次戦はドラフト1位新人の古謝が先発予定。早川は「彼らしい投球をしてくれればいい。交流戦の優勝は通過点くらいの気持ちで投げてもらえれば」と後輩を後押しした。
[時事通信社]
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