五島「悔しさ残る」=陸上日本選手権1万メートル・女子
自己ベストを約5秒縮めて初優勝を飾った女子の五島の表情は浮かなかった。小海との一騎打ちの様相を呈する中、5000メートルすぎでペースメーカーの前に出る強気なレースを展開。独走態勢に入っても、パリ五輪の参加標準記録には13秒余り届かなかった。「30分40秒を切って優勝することが目標だった。悔しさが残る」と率直に言った。
現状の世界ランキングではパリ五輪の出場圏内につけ、代表入りの可能性はある。2大会連続で世界選手権に出場した26歳は「ただ走って終わってしまっている。次こそは勝負できるように練習したい」と誓った。
[時事通信社]
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