2024-03-05 13:27社会

三菱UFJ信託行員ら4人逮捕=横浜銀行から3.8億円詐取容疑―警視庁

警視庁本部=東京都千代田区
警視庁本部=東京都千代田区

 融資に必要な書類を偽造し、横浜銀行から3億8000万円をだまし取ったなどとして、警視庁捜査2課は5日、詐欺容疑などで、三菱UFJ信託銀行の行員松田大樹(47)=東京都品川区西大井、不動産会社社長の藤本優(31)=港区西新橋=両容疑者ら4人を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
 藤本容疑者らは同様の手口で、他の複数の銀行からも総額32億円以上を詐取した疑いがあり、同課が調べている。
 逮捕容疑は2022年3~5月、アパートローン融資名目で、横浜銀行から融資金3億8000万円を詐取した疑い。
 同課によると、アパート購入のための融資を受けるに当たり、藤本容疑者ら3人が、松田容疑者の源泉徴収票や預金残高を偽造し、横浜銀行に提出していた。
 松田容疑者は融資金を受け取ると、藤本容疑者が管理する口座に全額を送金。この口座は物件の売り主と同じ名義で作られており、正規の送金を装う狙いがあったとみられる。
 アパートの代金約3億3000万円は、藤本容疑者から売り主に振り込まれた。藤本容疑者らは松田容疑者が別に用意した1000万円を含め、計6000万円を手数料などとして受け取っていた。
 横浜銀行が対面による融資審査で口座残高を確認した際は、藤本容疑者らが用意した偽の残高が表示されたネットバンキングの画面を見せ、信用させていた。
 警視庁が23年ごろ、横浜銀行から相談を受け捜査を進めていた。
 三菱UFJ信託銀行の担当者は「捜査には全面的に協力していく」とコメントした。 
[時事通信社]

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