2024-01-25 23:14社会

裁判員「肩の荷下りた」=京アニ放火殺人、審理4カ月余

閉廷後に記者会見する裁判員ら=25日午後、京都地裁(代表撮影)
閉廷後に記者会見する裁判員ら=25日午後、京都地裁(代表撮影)

 京都アニメーション放火殺人事件で死刑が言い渡された青葉真司被告(45)の裁判員裁判で、裁判員と補充裁判員を務めた男女計6人が判決後に記者会見し、「肩の荷が下りた。今はほっとしている」などと語った。
 昨年9月の初公判から4カ月余にわたって審理が進められ、裁判員らは「長かった。張り詰めた思いだった」と振り返った。裁判員の20代男性は「精神的に負担がかかる場面もあったが、終わって良かった」と話した。
 裁判では被害者や遺族が意見陳述する機会も設けられた。裁判員を務めた30代女性は「感情的にならないように心掛けていたが、胸が痛くてつらく涙が出た」と明かした。その上で「事件を理解するのに必要な時間だった」と語った。
 遺族の心情に配慮し、犠牲者の一部は匿名で審理されたが、裁判員らからは「評議の時にも不便を感じなかった」と肯定的な意見が聞かれた。
 青葉被告への思いを聞かれると、補充裁判員の50代女性は「京アニへの恨みは消えていないかもしれないが、被害者や遺族に対する気持ちは変わってほしい」と訴えた。 
[時事通信社]

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