2024-01-23 08:24国際

イスラエル、2カ月の戦闘休止提案か=ガザ北部住民の帰還視野―軍は南部の病院攻撃

 【ワシントン、カイロ時事】米ネットメディア「アクシオス」は22日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザで交戦中のイスラム組織ハマスに対し、最長2カ月間の戦闘休止を提案したと報じた。複数のイスラエル当局者の話として伝えた。
 提案には、ハマスに捕らわれている人質全員の解放とイスラエルで収監されているパレスチナ囚人の釈放の段階的実施も含まれている。実施状況によって、ガザ北部などへの住民の帰還も進めるという。
 戦闘休止を巡る交渉は、米国やカタールなどの仲介で近く再開される見通しだ。米国家安全保障会議(NSC)のマクガーク中東・北アフリカ担当調整官は21日からエジプトを訪問中で、妥結に向け各国高官と協議を重ねる方針だ。
 各国の取り組みが加速する中、イスラエル軍はガザ南部での作戦を強化している。ロイター通信がガザ保健当局者の話として伝えたところによると、軍部隊は22日、南部ハンユニス西方のマワシ地区に初めて進軍して病院に突入し、医療従事者を拘束した。
 また、パレスチナ赤新月社(PRCS)の報道担当者は中東の衛星テレビ局アルジャジーラに、イスラエル軍の戦車がハンユニスの別の病院とPRCSの拠点がある地域を取り囲んでいると語った。報道担当者は、激しい爆撃音が聞こえ「非常に危険な状況だ」と指摘した。 
[時事通信社]

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