2024-01-22 08:02国際

イスラエル奇襲は「必要な措置」=報告書公開、戦闘停止求める―ハマス

 【カイロ時事】イスラム組織ハマスは21日、昨年10月のイスラエル奇襲に関する報告書を公開し、イスラエルのパレスチナ占領に対する「必要な措置だった」と強調した。その上で、イスラエル軍との交戦が続くパレスチナ自治区ガザでの戦闘の即時停止と、ガザ再建に向けた物資を含む人道支援の搬入を求めた。
 奇襲によりイスラエル側では約1200人が死亡。ハマスは拉致した住民らをガザに連行して拘束を続ける。「ハマス壊滅」を誓うイスラエルは攻撃の手を緩めず、ガザでは2万5000人以上が命を落とした。
 「われわれの談話」と題した計16ページの報告書は、アラビア語と英語で公開された。双方の衝突後、ハマスがまとまった説明を出すのは初めて。奇襲について、イスラエルの占領を一掃し、パレスチナ人の権利を取り戻すための「防衛行為だった」と持論を展開した。
 また、作戦中は民間人への攻撃を避け、イスラエル兵と武器を持った者だけを狙ったと主張。民間人が標的になったとすれば、「それは偶然に起きたことだ」と弁明した。ガザ境界付近で混沌(こんとん)とした状況が生じたことで「いくつかの過ちが起きた」とも説明した。
 さらに「パレスチナ人には将来を決定する能力がある」と強調。イスラエルによる占領が続く形での「戦後構想」を拒否した。 
[時事通信社]

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