2024-01-21 08:40国際

米軍駐留の基地に攻撃=ガザ衝突巡る応酬で緊張―イラク

 【カイロ時事】イラク西部アンバル州にある米軍主導の有志連合が駐留するアサド空軍基地が20日、イラク国内の親イラン勢力に攻撃された。米中央軍が発表した。多数の米軍要員に加え、イラク治安部隊の隊員が負傷しており、米軍が被害状況の把握を進めている。
 複数の弾道ミサイルやロケット弾が撃ち込まれ、一部が着弾。イラク警察当局者はAFP通信に対し、ロケット弾15発が発射され、13発が撃ち落とされたものの「2発が基地に落ちた」と語った。
 ロイター通信によると、昨年10月にイスラム組織ハマスの奇襲を受け、イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの報復攻撃を開始して以降、米軍はイラクで少なくとも58回攻撃にさらされた。ガザ攻撃に反発した親イラン勢力によるものとされ、イスラエルを支援する米国に圧力をかける狙いがあるとみられる。
 一方、米軍も親イラン民兵組織に報復攻撃を行っており、緊張が高まっている。親イラン政党の支持を受けるイラクのスダニ首相は5日、「(米軍の)駐留の理由がなくなった」と主張し、撤収を求める考えを示した。 
[時事通信社]

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