2024-01-20 10:00国際

米大統領、2国家共存への転換迫る=イスラエル首相と電話会談

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は19日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、パレスチナ自治区ガザでの戦闘について協議した。ガザの戦後構想を巡り、パレスチナ国家樹立を前提とする「2国家共存」を目指すバイデン氏と、否定的なネタニヤフ氏の間で溝が浮き彫りとなっており、バイデン氏は会談で姿勢転換を迫ったとみられる。
 バイデン氏は会談後、ネタニヤフ氏在職中に2国家共存を成し遂げるのは可能かどうか記者団に問われ「可能だ」と回答。2国家共存につながる全ての選択肢にネタニヤフ氏が反対しているわけではないと説明した。
 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は19日の記者会見で、バイデン氏が「今なお2国家共存の可能性を信じている」と強調。会談ではネタニヤフ氏に対し、イスラエルとパレスチナ国家との共存が「正しい道であるとの強い信念を表明した」と明らかにした。
 ネタニヤフ氏は18日の記者会見で、パレスチナが将来の国家の領土と見なすヨルダン川西岸やガザに関し、イスラエルが「安全保障を掌握しなければならない」と主張。2国家共存を認めない考えを改めて表明した。 
[時事通信社]

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