2023-12-05 19:19政治

自民「裏金」、野党が追及強化=岸田首相の説明責任要求

 立憲民主党など野党は5日、自民党派閥の政治資金パーティー問題を巡る「裏金」疑惑について、「リクルート事件に匹敵する」(立民の岡田克也幹事長)と捉えて、追及を強めた。
 立民の泉健太代表は党会合で「派閥幹部が説明しなければならない重要な問題だ」と強調。岡田氏は記者会見で「自浄作用をしっかりと発揮しなければ、国民から自民党そのものが否定されることになりかねない」と述べ、真相究明に向けた岸田文雄首相(自民党総裁)の取り組みは不十分との認識を示した。
 立民は5日の国会審議で、自民党安倍派の閣僚を追及。衆院農林水産委員会では宮下一郎農水相に対し、パーティー券収入の一部を払い戻すキックバックを過去に受けたことがあるかただした。参院総務委員会でも、鈴木淳司総務相に矛先を向けた。
 8日には衆参両院予算委員会の集中審議が予定されており、野党側は首相らを徹底追及する構え。首相が自民党政調会長時代に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体トップらと面会していたとする朝日新聞報道についても説明を求める考えだ。
 一方、共産党は政治資金パーティーを「事実上の企業・団体献金で賄賂だ」(小池晃書記局長)として、企業・団体によるパーティー券購入を全面禁止する政治資金規正法改正案を5日、参院に提出。国民民主党の玉木雄一郎代表も会見で「(不記載が)軽微な罪に思われている。罰則強化を検討すべきだ」と述べ、法改正の必要性を訴えた。 
[時事通信社]

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