2023-12-01 16:59

全国警察に再発防止策通達=「戒具」時間定め、巡視強化―警察庁

 愛知県警岡崎署の留置場で勾留中の男性が死亡した事件を受け、警察庁は1日、再発防止策として留置管理業務推進要項を一部改正する通達を全国の警察に出した。「戒具」の手錠と捕縄の使用時間や食事の提供方法、署から本部への報告義務などを明確にした。愛知県警には対策が浸透したか確認するため特別巡察を実施する。
 4種類ある戒具のうち防声具と拘束衣は法律で使用時間の上限が定められているが、手錠と捕縄は規定がなかった。新たに「3時間」と規定し、使用時には署から本部に報告することも義務付けた。規定されていなかった給食のタイミングについても、3時間たてば戒具を外して提供するよう定めた。 
 岡崎署長は男性が逮捕されてから死亡するまで、一度も留置場の巡視をしていなかったことから、署長ら幹部の巡視強化を明記。自殺や逃走の恐れ、問題行動がある場合は、署長ら留置責任者が1日1回以上巡視し、夜間や休日は署長に報告して指示を受けるよう徹底させる。
[時事通信社]

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