2023-12-01 12:21

運航会社と社長提訴へ=乗客家族、来春にも―知床観光船事故

 北海道・知床半島沖で起きた観光船「KAZU I(カズワン)」の沈没事故で、乗客家族の一部が運航会社「知床遊覧船」(斜里町)と桂田精一社長(60)を相手取り、損害賠償を求める訴訟を来春にも起こす方向で調整していることが1日、被害者弁護団への取材で分かった。
 家族側は、同社が必要な安全対策を怠ったなどと主張する見通し。弁護団によると、乗客家族に訴訟に加わるか意向を確認しており、請求額や国賠訴訟を提起するかは今後詰める。 
 運輸安全委員会は9月、運航会社の安全管理体制に不備があったとする最終報告書を公表していた。
 事故を巡っては、死亡した甲板員の両親が国に計約1億800万円の賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしている。11月30日に開かれた第1回口頭弁論で、国側は「検査に過失があったとしても、国は賠償責任を負わない」と争う姿勢を示した。
[時事通信社]

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