2023-11-30 17:21国際

トランプ氏は日米韓関係重視=ハガティ前駐日大使

 【ワシントン時事】トランプ前米政権下で駐日大使を務めたハガティ上院議員(共和党)は29日、ワシントンで時事通信などの取材に応じ、来年の大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領について、日米韓3カ国の連携継続を望んでいると語った。トランプ氏は在任中に同盟関係を軽視したと批判されてきたが、ハガティ氏は「インド太平洋地域の同盟に関しては懸念することはない」と強調した。
 ハガティ氏は2016年の大統領選でトランプ氏陣営に参加するなど同氏と関係が深い。共和党の最有力候補のトランプ氏が次期大統領選で勝利しても、バイデン政権が進める日米韓関係の深化に影響を及ぼさないとの認識を示した。
 バイデン政権は8月、国際会議などに合わせない形では初となる日米韓首脳会談を開催し、今後の定例化で合意した。ハガティ氏は会談を「重要な到達点だ」と評価。北朝鮮や中国の脅威に対する3カ国の連携の必要性を強調し、一つの政権の枠を超えたものだと語った。
 またハガティ氏は、経済の結び付きが軍事面や外交面での協力を強固にすると主張。半導体や量子コンピューターなどの分野を挙げ、日米韓の経済関係の強化を後押しする考えを示した。
 
 ◇ウィリアム・ハガティ氏略歴
 ウィリアム・ハガティ氏 17年8月~19年7月に駐日米大使。20年の上院選で出身地のテネシー州から出馬し当選。ボストンコンサルティンググループ勤務時に約3年間の東京駐在経験がある。クリシー夫人との間に4子。バンダービルト大法科大学院修了。 
[時事通信社]

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