2023-11-30 08:59国際

インド、米でも暗殺計画=シーク教徒、当局が阻止

 【ワシントン時事】米連邦捜査局(FBI)は29日、カナダで6月に起きたシーク教指導者殺害事件に関連し、米ニューヨークでも同時期に別のシーク教徒の暗殺計画があったと発表した。インド政府機関の職員が暗殺を指示していたが、米当局によって阻止された。米印は覇権主義的な動きを強める中国への対抗で関係を強化しているが、この事件が2国間関係に影響する可能性もある。
 FBIによると、暗殺計画を指揮したのはインド在住のインド政府機関職員で、名前は明らかにしていない。安全管理と情報を担当する「上級現場担当官」だとしている。
 この職員は5月から6月にかけ、インド人の仲介役を通じ、10万ドル(約1500万円)の報酬で「殺し屋」を雇った。職員は標的となる人物の自宅住所や日々の行動記録なども提供し、6月のカナダの事件後には早期の暗殺実行を催促していた。しかし、この殺し屋は実際には米国のおとり捜査官だった。
 米捜査当局は仲介役のニキル・グプタ被告(52)を暗殺計画に関与した容疑で訴追した。グプタ被告は6月にチェコで身柄を拘束されている。 
[時事通信社]

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