2023-11-27 19:36TOPICS

「特別保存」の規則制定=第三者委常設を明記―事件記録廃棄・最高裁

最高裁=東京都千代田区
最高裁=東京都千代田区

 神戸市で1997年に起きた連続児童殺傷などの事件記録が廃棄されていた問題で、最高裁は27日、記録の特別保存(永久保存)に関する規則を新たに定めたと発表した。「国民共有の財産として保存する」との理念を掲げ、最高裁に第三者委員会を常設することも盛り込んだ。制定日は22日で、来年1月30日から施行される。
 規則は、少年事件や民事裁判などの記録で「歴史的、社会的な意義を有するものを確実に選別し、後世に引き継いでいく」と明記。特別保存は地、家裁所長や高裁長官が認定すると定め、外部からも要望できるとした。
 学者や公文書管理の専門家ら6人による第三者委の設置も規定。外部からの要望に対して裁判所が保存しないと判断した場合、その適否を検討する。震災や疫病が起きた際も、関連記録の保存について提言する。
 現在は裁判所ごとに異なる特別保存のルールを施行までに統一するなど、今後、具体的な手順を通達で定めていくという。 

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