2023-11-26 22:04国際

戦闘休止3日目入り=ハマス、2日連続で人質解放―合意履行は予断許さず

 【エルサレム時事】イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止は26日、3日目に入った。双方はこれまで2日連続で、拘束下に置く囚人や人質の一部をそれぞれ解放。だが、25日にはハマスがパレスチナ自治区ガザ北部への支援物資搬入が不十分だとして解放を遅らせており、合意が引き続き履行されるかは予断を許さない状況だ。
 報道によると26日はイスラエル人の女性と未成年者13人と外国人7人が解放予定という。ハマスから人質を受け渡される赤十字国際委員会(ICRC)の担当者は英スカイニューズに、「(引き渡し完了まで)確証は持てない」と話した。
 ハマスは25日、拉致したイスラエル人の女性および未成年者13人と、タイ人4人を解放。イスラエル側もその後、収監していたパレスチナ人の女性や未成年者39人を釈放した。4日間の休止期間中、ハマスは計50人の人質、イスラエルはその3倍のパレスチナ人を解放・釈放することで合意している。
 しかし、ハマスは「人質解放に着手」と報じられた後、「イスラエルが合意内容を順守するまで、第2陣の人質解放を遅らせる」と発表。交渉仲介役を務めたカタール政府などが調整に当たり、解放実現にこぎ着けた。
 ハマス幹部は会見で、イスラエルとの合意に盛り込まれたガザ北部への支援物資搬入について、実際は約束の「半分にも満たない」と主張。イスラエル側は、ガザ内で物資分配を担う国連に責任があると反論している。国連人道問題調整事務所(OCHA)は25日、同日だけでトラック61台が、食料や水、医療物資をガザ北部に運んだと発表した。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集