2023-11-25 21:16国際

ハマス、第2陣人質解放へ=ガザ、戦闘休止継続が焦点

 【エルサレム時事】イスラエルとイスラム組織ハマスとの合意に基づく戦闘休止は25日、2日目に入った。双方が激しく衝突してきたパレスチナ自治区ガザは24日は比較的落ち着いた状況と伝えられており、今後も続くかが焦点だ。戦闘休止を受け、ハマスは25日も前日に続きガザで拘束する人質を解放する予定。これと引き換えに、イスラエル側も収監するパレスチナ人の女性と未成年者を釈放する見通しだ。
 イスラエルとハマスとの合意では、約240人いた人質のうち、女性や子供計50人を解放する。ハマスは24日、第1陣として2~85歳のイスラエル人計13人を解放。イスラエルとの合意とは別に、タイ人10人、フィリピン人1人を引き渡した。
 拘束を解かれガザを出たイスラエル人らは国内の病院に搬送された。子供4人とその母親3人、高齢女性1人を受け入れた病院の院長は「体調は良好だ」と語り、「医学面と精神面で検査を行っている」と明かした。
 ロイター通信によると、解放された男の子の親族の女性は、「(好きなおもちゃを)渡すのが待ち切れない」と喜んだ。ガザに成人の息子が残る女性は「うらやましい。そして悲しい」と語った。
 イスラエルのネタニヤフ首相は24日に人質全員の奪還に向け「尽力する」と表明。首相府は24日、第2陣となる人質の名簿を受け取ったと発表し、「(内容を)精査している」と説明した。
 一方、イスラエルは24日、収監する女性や未成年者のパレスチナ人39人を釈放した。収容施設を出た女性は、中東の衛星テレビ局アルジャジーラに「少し緊張している。外にいるなんて信じられない」と語った。現地からの映像によると、釈放された人々が乗るバスを大勢の人が取り囲んで歓声を上げ、パレスチナの旗と共にハマスの旗を振った。 
[時事通信社]

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