2023-11-23 06:26国際

解決に「2国家共存必要」=パレスチナ情勢でG20

 【ニューデリー時事】オンライン形式による20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が22日開かれた。議長国インドによると、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が続くパレスチナ情勢に関し、パレスチナ国家の樹立を認める「2国家共存」による恒久的な解決が必要との認識で多くの首脳が一致した。
 インドのモディ首相は、首脳らは外交と対話が唯一の解決策との考えを共有していると説明。解決に向け「G20はあらゆる支援を提供する用意がある」と述べた。
 9月にニューデリーで対面でのサミットが行われたが、オンライン会合はそこで合意した項目の具体化に向けた取り組みを加速させるのが目的。気候変動やデジタル分野などの課題についても改めて意見が交わされた。
 9月のサミットを欠席したロシアのプーチン大統領も参加。プーチン氏はロシアが仕掛けたウクライナ侵攻に関し「悲劇をどう止めるか考えなければならない。われわれが和平交渉を拒んだことはない」と主張した。また、アフリカに穀物を無償で提供したと表明。ロシアは7月にウクライナ産穀物輸出合意から離脱しているが、食料価格高騰に苦しむ途上国を支援する姿勢をアピールした。
 岸田文雄首相は、ウクライナ侵攻が「世界の持続可能な発展の基盤を揺るがしている」と述べ、侵攻を続けるロシアを非難した。 
[時事通信社]

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