ウッズとマキロイの新設大会「TGL」 会場破損で開幕が25年に延期
【マイアミAFP=時事】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(米国)とロリー・マキロイ(北アイルランド)が発足するバーチャルの新設大会「TGL」が、会場に大きな破損を受けたとして、来年1月に予定されていた開幕が2025年に延期されることになった。≪写真は男子ゴルフのロリー・マキロイ〈左〉とタイガー・ウッズ≫
TGLが20日に発表したところによると、フロリダ州南部に建設中の特設アリーナが14日に起きた停電の影響で破損し、開幕の延期を余儀なくされたという。
アリーナは停電によって仮設電源システムとバックアップシステムに不具合が生じ、ドームがしぼんで建物が破損したが、負傷者はおらず、テクノロジー部分の大半は無事だった。
メジャー通算15勝を誇り、参加チームのジュピター・リンクスで共同オーナーを務めるウッズは、「前週の出来事によってスケジュールの調整を余儀なくされているが、この構想は素晴らしい献身的な選手たちによって実現されると確信している」と述べた。
TGLは米国ツアーとの競合を避けて月曜夜に行われ、フロリダの特設会場ではアトランタ、ボストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、そしてニューヨークのチームを加えた計6チームがシミュレーターや特注グリーンでプレーを競う。
大会にはウッズとマキロイのほか、ジャスティン・トーマス(米国)やリッキー・ファウラー(米国)、コリン・モリカワ(米国)、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)、アダム・スコット(オーストラリア)、ジャスティン・ローズ(イングランド)らも参加する予定となっている。【翻訳編集AFPBBNews】
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