ジョコ、驚異の一年終え「意欲は残っている」 目線は五輪イヤーへ
【トリノAFP=時事】男子テニスのシーズン最終戦、ATPファイナルズで最多7回目の優勝を果たし、驚異の一年を締めくくったノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、まだまだ止まるつもりはないと話している。≪写真は男子テニス、ATPファイナルズ8日目。トロフィーを手に優勝を喜ぶノバク・ジョコビッチ≫
今季のジョコビッチは、四大大会(グランドスラム)通算24勝目に8回目の年間世界ランキング1位などいくつもの新記録を樹立した。36歳となった今も他の選手と一線を画して男子テニスの頂点に君臨し、来年には唯一まだ勝てていない主要大会の五輪が控える中で、さらなる成功を収めたいとすでに意欲を燃やしている。
テニス界でやり残していることはあるかとの問いかけに対して、「年間グランドスラムと五輪の金メダルかな」と冗談めかしたジョコビッチ。「自分は常に最高の野心と目標を持っている。それが来年も変わらないのは確かだ。意欲はまだ残っている」と話し、「特にビッグトーナメントに対するモチベーションは今もある。自分にとってはもちろん、グランドスラムとファイナルズ、そして来年はできれば五輪もそこに含まれる」と続けた。
パリ五輪はウィンブルドン選手権から2週間足らずで開幕し、全米オープン直前に終了する日程で行われる。そもそも長く過酷なシーズンに別の大きな目標が挟まり、どんなトップ選手にとっても厳しい戦いになることが予想されるが、30代後半の選手ならなおさらだ。
「(パリ五輪は)間違いなく、来年の大きな目標の一つ」というジョコビッチも、「かなりの過密日程になるし、サーフェスも一番遅いクレーから最も速いグラス(芝)、それから再びクレーに戻ってハードコートへ移る(パリ五輪はクレーコート開催)。非常に消耗する過酷な時期になるだろう」と予測した。【翻訳編集AFPBBNews】
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