トランプ氏、健診で「優良」=高齢不安のバイデン氏意識?―米
【ワシントン時事】米国のトランプ前大統領(77)は20日、9月に実施した健康診断の結果を公表した。担当医の書簡によると、結果は「全般的に優良」。身体機能は「正常範囲内」で、心血管検査やがん検査に異常はなかったという。ただ、数値などの詳細は示されていない。
20日はバイデン大統領の81歳の誕生日。バイデン氏は頻繁につまずいたり、物忘れをしたりする姿から、加齢に伴う身体・認知機能の低下が懸念されている。健診結果の公表には、来年の大統領選に向け、バイデン氏を意識して自身の健在ぶりをアピールする狙いもありそうだ。
もっとも、トランプ氏自身も最近、バイデン氏をオバマ元大統領と言い間違えるなど、加齢の影響が指摘されている。このためか、健診結果は認知機能について「並外れている」と特筆している。
[時事通信社]
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