親ロ派元司令官が出馬に意欲=拘束中で実現不透明―ロシア大統領選
ロシアの独立系メディア「SOTA」は19日、来年3月予定の同国大統領選について、ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派武装勢力司令官だったイゴリ・ギルキン(別名ストレルコフ)被告が出馬に意欲を示していると伝えた。ギルキン氏はプーチン政権を批判したことから「過激派」として拘束、起訴されており、実際は選挙に出られない可能性もある。
プーチン大統領は立候補を表明していないが、通算5選が確実視されている。ギルキン氏はウクライナ侵攻の主戦論者の一人。政権は、出馬を許せば保守票が割れてプーチン氏の支持基盤が揺らぐと警戒しているもようだ。
別の独立系メディア「メドゥーザ」は「刑事事件の被告という立場は大統領選への立候補を妨げないが、有罪判決を受けた場合、選挙運動に参加できなくなる」と指摘している。
ギルキン氏は2014年に298人が死亡したマレーシア機撃墜事件で訴追され、オランダの裁判所が昨年11月、本人不在のまま終身刑を宣告。ただ、プーチン政権はギルキン氏をかばい続け、事件へのロシアの関与を認めていない。これとは別に侵攻に絡んで政権批判を強めたことから、ギルキン氏は今年7月に当局に拘束された。
[時事通信社]
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