旧統一教会会見に被害者反発=教団説明は「真っ赤なうそ」

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長が7日の記者会見で「心からおわびする」と述べ、被害補償のため最大100億円を国に供託する意向などを示したことに対し、被害者からは「真っ赤なうそ」「交渉に応じない姿勢の表れだ」などと疑問や反発の声が上がった。
元妻が信者で多額の献金をしていた橋田達夫さん(65)は「解散命令を避け、自分たちの財産をこれ以上減らさないためにやっている。本当に腹立たしい」と不信感をあらわに。「裁判確定まで海外への資金移転はない」との教団の説明にも、「真っ赤なうそだ」と語気を強めた。
母親が入信し、1億円を超える献金被害を受けたと訴える中野容子さん(仮名)は「形だけの謝罪は、断固として返金や交渉に応じない姿勢の表れだ」と指摘した。
全国統一教会被害対策弁護団の阿部克臣弁護士は「方向性がずれている。まずは被害者と向き合い、話し合うのが筋だ」と対応を疑問視。財産保全のための新たな法整備を求めた。
[時事通信社]
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